豊かな人生を送りたいと思うのは、ほとんどの人に共通する願いではないでしょうか。
特に長年勤めた仕事からリタイアした後の生活では、のんびり好きな事や、今までやりたかったけどできなかったことをして過ごしたいと思う人は、多いと思います。
現在の生活やリタイア後の人生を豊かに過ごすためには、どう準備すべきでしょうか?
豊かな人生を過ごすには、それなりの資産が必要です。資産が全てではないですが、十分な資産を用意する事で、安心感を得ることができ心にも余裕が生まれます。
資産を増やすためには、次の5つの能力 (スキル) が必要だと言われています。5つの能力とは、
- 貯める能力
- 稼ぐ能力
- 増やす能力
- 守る能力
- 使う能力
「全部達成できてる!」と言う人もいれば、「うーん、ちょっとここが不安…」、「ここを改善したい…」など様々だと思います。
1番の貯める能力とは、貯蓄ができているかということです。貯めるためには支出が収入よりも低くなければなりません。そのため家計の支出、特に固定費をしっかりコントロールする必要があります。
2の稼ぐ能力は、 仕事をして毎月に得る報酬のことです。報酬には色々な形があります。例えば、サラリー、事業所得など定期的に支払われ、日々の生活費となるものです。
3の増やす能力では、手持ちの資産を、投資などで運用して更に増やすことです。主に株式投資、投資信托、 不動産投資などがあります。不労所得はここに分類されます。
4の守る能力は、増やした資産を無くさないためのスキルです。例えば、 詐欺にあわない、合法的に節税の工夫をする、無駄な利子を避ける、などです。
最後に使う能力ですが、私はこれが一番難しいのではないかと思います。せっかく長い時間をかけて積み上げてきた資産も、使い方を間違えれば、あっという間になくなってしまいます。また気が大きくなって、高価にもかかわらず、将来的に価値が下がっていく物に使ってしまうと言うこともあります。また、リタイア後、どのように資産を取り崩していくかは重要な課題です。
次回からは資産を増やすためのこれらのポイントについて、順番に詳しく解説して行きたいと思います。
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