Goldが急騰中!Goldに投資すべき?

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Goldが急騰!今Goldに投資すべき?

今年の3月以来ゴールド(Gold)の価格が急騰しており、ゴールドへの関心が高まっています。私も最近、何人かの人からゴールドの投資について聞かれました。

ゴールドの価格は、2020年3月17日に$1,477.30まで下がった後急騰し、8月6日に最高の終値($2,051.50)を記録しました。4カ月半で38.9%上昇したことになります。9月4日現在は、ゴールドの価格は$1,940.80に下がってきています。それでも3月以来31.4%の上昇です。

一般的に、ゴールドはリスクヘッジとして、不況下には持っていた方がいい資産と見なされています。最近はコロナ禍での経済の先行き不透明感、失業率の上昇などを受けて、リスクヘッジのためにゴールド が買われているようです。

先日、投資の神様として知られているBerkshire Hathaway のWarren Buffetがゴールドマイニング(採掘)会社の株式に投資をしてウオール街を驚かせました。

彼の投資先は、Barrick Gold Corp. (GOLD)というゴールドマイニングの会社で$5億6400万ドルの投資とのことです。これまでBuffetはゴールドセクターの投資には消極的で、株主総会でもそう明言していたようです。しかしBuffetは自分の投資戦略を変え、ゴールドマイニング会社に投資を始めたのです。

2005年のWarren Buffetのゴールド投資に関する見解です。

I would say that gold would be way down my list as a store of value … I mean, I would prefer owning a hundred acres of land near here in Nebraska, or an apartment house, or an index fund.

”ゴールドは、私の投資リストでは価値のあるものとしてはずっと下の方にあります。つまり、私はここネブラスカで100エーカーの土地、アパートメントやインデックスファンドを所有する方がずっといいと考えているのです。”

Warren Buffet, Berkshire Hathaway, 2005

ゴールドはこのまま上がり続けるのでしょうか。この機会にポートフォリオに組み込むべきなのでしょうか。投資するとしたら、どのようにゴールドに投資をしたらいいのでしょうか。ゴールドの初心者にもできる投資なのでしょうか。

ゴールドの投資についてリサーチしてみたので、お話していきたいと思います

Goldへの投資の仕方

ゴールドに投資する方法は様々です。ここでは、主な6種類の投資媒体についてみていきたいと思います。

  1. Gold Bullion (金塊)
  2. Gold Exchange Traded Funds (ETF)
  3. Gold Mutual Funds (ゴールド 投資信託)
  4. Gold mining stocks (ゴールドマイニング(採掘)会社 株)
  5. Mining-focused Exchange Traded Funds (ETF)
  6. Gold Future Contracts(ゴールド 先物契約)

比較的、投資しやすいものは上の1から5です。6のゴールド先物取引は難しいうえリスクが高いので初心者向けではありません。

この他にも、ゴールドのジュエリーや記念金貨類を購入するという手段もありますが、リターンを得にくいので省略します。

それでは一つずつ、投資する際の利点や欠点を見ていきましょう。

Gold Bullion (金塊)

Gold Bullionとは実際の”金塊”のことです。

ゴールドを金塊で所有するには、その実物を購入することになります。購入するための一番良い方法は、US Mintから直接購入することです。

しかし購入後ゴールドの実物を保管する場所が必要になってきます。銀行で保管場所を借りることになるので、使用料や保険代もかかってきます。

また金を売りたいときは、実物の金塊を持ち出さなくてはなりません。ディーラーによっては実際のスポット価格よりも低い価格をオファーする場合もあるようなので、価格リスクがあります。

売買取引によって利益(キャピタルゲイン)が出た場合、1年以上保有していた場合利益に28%の税金がかかります。これはゴールドはCollectibles(収集品)としてみなされ、Collectiblesの税率がかされるからです。

普通の長期保有の投資だと、キャピタルゲインには20%の課税なので8%も多く税金を払うことになります。

Gold Exchange Traded Funds (ゴールド ETF)

金塊を買うよりも、もっと簡単な方法でゴールドに投資する方法はゴールドを保有するETFを買うことです。ETFなら、実物の金塊を保管する必要もないうえ売買取引も簡単です。初心者にも始めやすい投資方法です。

世界で最も資産額の大きいゴールドETFは、GLD (SPDR Gold Shares), 資産総額は $77.9Bです。続いてIAU (iShares Gold Trust, $31.9B )、DBP (Invesco DB Precious Metals Fund、$173M)などが資産額の多いゴールドETF です。(資産総額は2020年9月3日現在)

これらのETFにはマネージメント料がかかってきますが、比較的低く設定されています。ちなみにマネージメント料はGLD, 0.4%, IAU、0.25%、DBP、0.75%となっています。

Gold Mutual Funds (ゴールド 投資信託)

投資信託を使ってゴールドに投資する場合は、ゴールド採掘会社(Gold Mining Company)のファンドを使うことができます。

投資信託なら、多くの採掘会社が含まれて分散されているので一つ一つの会社を詳しくリサーチすることなく投資ができます。また、一つの会社に投資するよりもリスクが軽減されています。

しかし多くの採掘会社は、ほかの貴金属、金属の採掘もしているのでゴールドだけの投資にはならないでしょう。むしろその金属採掘会社のビジネスの成長に投資することになります。

投資信託を購入するときに注意したいのは、ファンドが”Actively Managed” (定期的に管理されている)か”Passive Fund”(積極的に管理されない)かに気をつけましょう。”Actively Managed” Fundの場合、マネージメント料が高く設定されています。一般的に投資信託は、ETFよりもActive Fundである場合が多いようです。

また短期で売ってしまう場合は、”Redemption Fee”(売った時に払う手数料)が課されるファンドもあります。例えば、購入後7日以内に売る場合は手数料2%が課される、というものです。短期投資で購入する場合は気をつけたいところです。

ゴールド投資信託の例を一つ上げると、Gabelli Gold Mutual Fund ( GOLDX)というのがありますが、これはManagement feeが1.55%(かなり高い)、短期で売るときには2%の手数料がかかります。

Gold Mining Stocks (ゴールド採掘会社株)

上でお話ししたゴールド採掘会社の投資信託は、一つのファンドに色々な採掘会社の株が組み込まれておりリスクも分散されていますが、それぞれの個別株を購入することもできます。

最初にお話しした、Warren Buffetが最近投資したのはこの分野のBarrick Gold Corp. (GOLD)という採掘会社です。

採掘会社への投資には利点もありますが、様々なリスクもあります。例えば、採掘するのはゴールドだけでなく、他の金属、貴金属も採掘しています。ゴールドを採掘していても銀や他の金属を採掘する場合もあるので、そういう点ではゴールドに投資しているとは言えないかもしれません。むしろ、その採掘会社が何をどれだけ採れたかという業績によってリターンが変わってくるので、ゴールドそのものの価値とは直接結びつきません。

また、採掘中に起こる事故、災害などの危険もあります。もし事故が起こると、そのまま株価に反映されます。

利点は、ゴールドそのもの価値だけでなく、ゴールドや他の貴金属にも分散されていることです。様々な金属の採掘に成功しビジネスを成長させることができれば、株価も上がる可能性があります。

しかし、一つの採掘会社の株だけを購入するのは初心者には向いていないでしょう。どんな銘柄を選ぶにしろ個別銘柄に投資する場合は、その会社の業績、ビジネスプラン、将来の展望などをよく調べなくてはなりません。また購入後も、その会社に関わるニュースにも常に目を配っておく必要があります。

Mining-focused Exchange Traded Funds (採掘会社 ETF)

これは、色々な金属採掘会社を組み合わせたETFです。先に述べたように、これらの会社はゴールドだけでなく他の金属、貴金属も採掘する場合があります。

ETFはPassive Management(積極的に管理されない)であることが多いので、投資信託に比べてマネージメント料が低い傾向にあります。また、市場でトレードされているので比較的売買がしやすいです。

 

Gold Future Contracts (ゴールド 先物契約)

ゴールドに投資するもう一つの手段として、ゴールドの先物契約があります。先物契約とは、売り主と飼い主が未来の特定の日に、合意した価格で、合意した量のゴールドを売買するという契約です

しかし先物契約はリスクの高いものなので、初心者や普通の投資家は関わらない方がいいでしょう。

 

 

まとめ

一口にゴールドに投資といっても色々な手段がありましたね。

初心者がゴールドに投資をする場合は、ETFや投資信託から始めるのが一番簡単だと思います。興味のある人は、ゴールドを組み込んだ商品をリサーチしてみてくださ。

ヘッジファンドのBridgewater Associatesのレイ ダリオ(Ray Dalio) がゴールドの投資について意見を述べていました。

Cash is Trash now. A bit of gold can be diversifier. Some gold should be in a portfolio, but not in a big way. I think a portion of a portfolio should be in gold and it’s (Gold) is a good hedge.

”現金は現在、ごみの様なもの(価値がない)です。少しのゴールドなら、(ポートフォリオの)分散化にはいいでしょう。少しなら、ポートフォリオに組み込んでもいいが、多くはだめです。ポートフォリオには少しはゴールドを組み込むべきで、それはいいリスクヘッジになるでしょう。”

Ray Dalio, Bridgewater Associates

ゴールドは今年に入ってから価格が急騰していますが、レイ ダリオの言葉にあるようにリスク ヘッジとして少しはポートフォリオに加えてもいいと思います。しかし投資するなら全体の資産の数パーセントに抑え、少しずつ加えていくのがいいでしょう。

今回は、いま急騰中のゴールドへの投資について深堀りしてみました。

初めてゴールドに投資をされる方は、よく研究して自分自身の判断と責任でされるようお願いします。

どうでしたか? ゴールドへの投資と一口に言っても色々ありましたね。

参考になればうれしいです。

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