クレジットヒストリーとFICOスコア

資産形成
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クレレジットヒストリー(信用情報)とは? 

皆さんは、クレジットヒストリーという言葉を聞いたことがありますか?

もし自分にクレジットヒストリーがない時は、どういう時に困るのか、どうやったらクレジットヒストリーを作ることができるのか。そんな疑問にお答えしたいと思います。

クレジットヒストリーは、個人の借入金やローンを返済する能力、クレジットカードの残高の支払いや限度額、過去の支払い実績などのことです。これらのクレジットヒストリーは、クレジットレポートで報告されています。

そしてクレジットヒストリーにある色々なデータに基づいて、クレジットスコア(FICOスコア)が算出されます。

アメリカでは、金融関係の取引には個人のクレジットヒストリーやスコアは重要な指標になっています。

例えば、モーゲージ(住宅ローン)の申し込み、車のローンの審査にはクレジットスコア (FICO スコア)によって適用される金利がかわってきます。

クレジット スコアが高ければ、低い金利でお金を借りる事ができ、スコアが低ければ金利が高くなります。また、家を借りるときや就職するときにも、家主や雇用主がクレジットヒストリーを確認する場合もあります。

そういう理由で、アメリカでは いいクレジット スコアを維持する事が重要なことです。

よいクレジットスコアを得るには、まずしっかりしたクレジットヒストリーを作ることが大切です。それではクレジットヒストリーはどのように作ればいいのでしょうか。

クレジットヒストリーの作り方

アメリカで生活していくうえで、クレジットヒストリーを作っていくことはとても大切です。

いいクレジットヒストリーを作り高いスコアを得ることで、お金を低金利で借りたり、家の賃貸契約、携帯電話の契約時に有利に進めることができます。

クレジットヒストリーは作るには、いくつかの方法があります。

クレジットカードを使う場合

1.いま口座を持っている銀行が発行するクレジットカードを申し込む
そこで発行されたクレジットカードを使って買い物をし、残高全額を毎月の期限までに支払いをすることによって、クレジットヒストリーを作ることができます。ここで大切なのは、毎月期限までに残高を支払うということです。期限までに支払えなかった場合は、クレジットスコアが下がる原因となります。

2.家族カードを発行してもらい使用する
家族の誰かがもうすでにクレジットカードを持っている場合は、そのカードの家族カードを発行してもらい使用することができます。しかしこの場合は、自分自身のアカウント出ないため、クレジットヒストリーへの影響は限定されたものになります。

3.使用限度額を増やしてもらう
クレジットカードを使い始めてしばらくしたら、限度額を増やせるかどうかカード会社に聞いてみましょう。限度額を増やすことができたら、限度額の30%程度だけを使うようにしましょう。限度額いっぱいに使ってしまうと、逆にクレジットスコアが下がってしまう可能性があるので気を付けましょう。

4.Secure Credit Card – 担保付クレジットカード”を発行してもらう。
担保付クレジットカードは、あらかじめ銀行口座にある程度のお金を入れておき、それを担保として発行するクレジットカードのことです。クレジットヒストリーがない場合、担保付のカードを使うことによってクレジットヒストリーを作ったりヒストリーを改善するのに役立ちます。

クレジットカードを使わない場合

1.今借入金があれば確実に期限までに返済をしましょう。

2.十分なクレジットヒストリーがない場合は、月々返済するタイプのローン、例えばカーローン、モーゲージ、奨学金を借りることによってクレジットヒストリーを作るのに役立ちます。この場合も、返済期日までに支払うことが大切です。しかし、クレジットヒストリーを作るという目的のためだけにお金をかりることはしないようにしましょう。

3.カーローンやモーゲージの連帯保証人(co-signer)になる
例えば、夫婦連名でカーローンやモーゲージに申し込んだケースで、片方の保証人にクレジットヒストリーがなかったとします。連名で返済を続けることで、クレジットヒストリーがない保証人はクレジットヒストリーを作ることができます。

FICOスコアについて

FICOスコアは, これまでのクレジットの使い方によって算出されたもので、クレジットカードや借入金の申し込みの際に貸す側が参考にする数値です。

FICO スコアは300から850で、高いほどいいスコアになります。

いいスコアを得るには、日頃からクレジットの使い方に気を付けておくことです。スコアを短期間で改善することは難しいので、お金の取り扱い、支払いに関して良い習慣を身に着けてそれを続けていくようにしましょう。

FICOスコアに影響する主な要素は、次の通りです。これらは、クレジットレポートにも記載されているものです。

  • 支払いの履歴 (35%)
  • クレジットの使用状況/借入残高 (30%)
  • クレジットを利用している年数 (15%)
  • クレジットのアカウントの種類 (10%)
  • 最近のクレジットの申し込み数 (10%)

FICOスコアの区分は次のようになっています。(参考:MyFICO

FICO スコア レンジレーティング説明
<580Poorアメリカの平均よりもかなり低い。リスクの高い借り手とみなされる。
580-669Fairアメリカの平均よりも低い。しかし多くの借り入れは許可される場合が多い。
670-739Goodアメリカの平均値に近いスコアレンジ。この範囲は、よいスコアとみなされる。
740-799Very Goodアメリカの平均値よりも高いスコア。信頼のおける借り手とみなされる。
800+Exceptionalアメリカの平均値よりもはるかに高いスコア。優れた借り手とみなされる。

クレジットレポートをチェックするには

自分のクレジットレポートは12か月ごとに一度無料で請求することができます。次の4つのサイトからリクエストできます。

  1. www.experian.com
  2. www.equifax.com
  3. www.tranceunion.com
  4. www.annualcreditreport.com

一年に一度はクレジットレポートを取り寄せて、正しい情報が記載されているかチェックしておきましょう。


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